なんか古いものをみて


「懐かしいっっ!」


って感じるのいいですよね。

そんな懐かしさを楽しめるおすすめの本があります。

それが、

「日本懐かしジュース大全」

です。




この本はそのタイトル通り、昔から発売されているさまざまなジュースを取り上げた内容でして、この本をめくったら、筆者のように昭和50年代生まれあたりの方なら「懐かしい〜」と感じること間違いなしです。
それではこの本がどんな内容のものかについて書いていきたいと思います。


この本のおおまかな内容


この本は辰巳出版が出している「日本懐かし大全」シリーズのうちのひとつで、
懐かしのジュースをただ掲載しているのではなく、そもそも日本にどのように登場して飲まれるようになってきたのかという日本の清涼飲料水の歴史を取り上げています。

ことのはじまりが江戸時代の嘉永6(1853)年に黒船とともにやってきたレモネードだったようで、そのあとラムネやサイダーにつながっていくという流れが紹介されていますが、


こんな歴史、知らなかった!!


そして戦後になりコーラの登場、、ということになっているようで、まあとてもざっくりと書きましたが、このように清涼飲料水の歴史をわかりやすくまとめていてすごくわかりやすく、おもしろいです。

それからジュースのジャンルごとに分けて実際のジュースの写真も交えながら紹介されています。

ジュースのジャンルっていうのは、炭酸系、果汁系、コーヒー、紅茶などのような分け方のことなんですが、この本のおもしろいのはその他にもお茶やヘルシー系、フード系なども網羅されていて単純にジュースだけを羅列しているわけでない徹底ぶりというところです。

ただの飲料の紹介だけでなく、発売当時の広告ポスターやCMのワンシーン、当時の専用販売機、飲料を買ったときにもらえたおまけなどの紹介もちょいちょい組み込んでありどれも見ごたえがあります。

現在と違うパッケージになっているものや、短命に終わったものなどさまざま掲載されていて、思わず、、

「これ、あった!!」

「昔、よく飲んでた!!」

「あ、これそういや今はいな・・・」


と声にでてしまうはずです・・・。

筆者のような昭和50年代生まれあたりの方なら・・・間違いなく。




著者 清水りょうこさんてどんな人?

この本の著者は清水りょうこさんという方で、清涼飲料水評論家をされている方で飲料関係の記事やコラムを執筆されています。

何年か前にTBSテレビ番組「マツコの知らない世界」で出演されており、その時は「地サイダーの世界」というタイトルで地サイダーの魅力について紹介されていました。

地サイダーを取り上げたのはこのテレビだけでなく、ご本人著書「懐かしの地サイダー」という本もあります。

筆者もこの番組観てますが、これに出るというのは本当に「その道を極めた人」というのとイコールですのでやはりすごい方ですね。




個人的に「懐かしい!」と思った飲料たち10選

この本を読み進めていく中で思わず、、


「懐かしぃっ!!」


・・・と、感じた飲料をYouTubeで見つけたCM動画とともにあげていきたいと思います。

1.ジョルトコーラ(UCC)


1990年2月1日にUCCより発売されたコーラ。

2倍のカフェインが入っていたということや、CMにビートたけしさんを起用しており、
力を入れて販売していたのがわかります。

当時たま~に飲んでました。

この「JOLT」のロゴが今も印象に残ってますね。



2.タブクリア(コカ・コーラ)


これも画期的でしたよね。

透明コーラ。

味は…、忘れましたけど(笑)。
確かコーラの味薄かったような…。

「タブクリア」は1993年に発売されて、砂糖不使用のコーラということで、砂糖の代わりに人工甘味料を使用したいわゆるダイエットコーラの位置付けのものとして販売されたものだったようです。

当初はとても話題になったものの、販売にはなかなかつながらず、わずか1年ほどで販売中止になったとのことです。

意外に短命だったですね。

なんか、数年は販売されてた感覚でしたが。


透明のコーラというのと、この缶のパッケージがいいですね。
このデザイン、個人的に好きです。


この本を見て、思わず「あった!!コレ!」って思わず叫んじゃいました。

ここ最近、糖質制限なんて当たり前になってきてるような時代ので、今出すと売れるんじゃないかな〜って思いますけどね。

出すのが早すぎたのかもしれない…。


3.ミスティオ(ダイドー)


「ミスティオ」といえば、安室奈美恵さんっていうイメージがいまだに残ってます。

発売が1996年からだったそうでこの時代は当時、小室ファミリーがイケイケだった時代だったですもんね・・・。

ああ、懐かしい・・・。

これも当時はちょいちょい飲んでましたね。



4.メローイエロー(コカ・コーラ)


これは、相当古くからありましたよね。
小学生のころよく飲んでましたよ。
それにしてもCMの松居直美さんが若いっっ!!

調べると、1983年に発売されたようで現在は販売されていませんが、2004年に一度復活したことがあります。

今にして思えば、「飲んどきゃよかった」ってちょっと後悔してます。



5.ファンタ フルーツパンチ(コカ・コーラ)


「ファンタ フルーツパンチ」はコカ・コーラから1984年に発売された清涼飲料水で、これは美味しかった記憶があり、当時は結構よく飲んでました。

ファンタといえばグレープ、オレンジは現行品として今も定番人気ジュースですが、個人的にはファンタの中ではこのフルーツパンチがダントツナンバー1ですね。

あ~、これもまた復活しないかな・・・。


6.アンバサ サワーホワイト(コカ・コーラ)


これもよく飲みました!

アンバサ。

これもめちゃ美味しかった!!

カルピスやスコールなどと同じ乳酸菌飲料で、1981年コカ・コーラより発売されていました。

この姉妹品に「アンバサ メロン」がありましたね。

たしか、緑色の缶だったですね。



7.Mone はちみつレモン(コカ・コーラ)


一時期ブームとなった「はちみつレモン」。

はちみつレモンといえば、サントリーのやつが最近でもペットボトルで当時と変わらないデザインで販売されてますが、筆者はこの「モネ」が好きでしたね。

サントリーのはちみつレモンより、味がしっかりしてたような…はちみつの味が濃かったような、そんな記憶があります。

当時筆者は中学生で、塾の帰りによく自販機で買って飲みながら、チャリこいで帰ってた思い出があります。



8.NCAA(サントリー)


これも懐かしいと感じる飲料。

このシルバーの下地にこのフォントデザイン、カッコいいです。

なかなかないデザインで個人的には好きでしたね。

といっても、当時飲んだことはありませんでしたが(笑)。

吉川晃司さんのCMですが、いやいや吉川さんがまだ若い。

そんだけ筆者も歳をとったというこを痛感させられます…。

発売が1981年ということで、サントリーのスポーツドリンクとしてデザインもいろいろ見かけましたね。

とにかく、個人的にはこのシルバーの細い缶のやつが好きですね。
  




9.SASUKE(サントリー)


これは本当に唯一無二の飲料です。

市松模様をベースにしたデザインで筆者のような昭和50年代あたりの方なら、一度は目にしたことがあるのではないかと思います。

これは、サントリーがコカコーラに対抗すべく出した炭酸飲料で1984年に発売したもの。

当時発売でのキャッチコピーが、、

「コーラの前を横切るヤツ、冒険活劇飲料サスケ」。
 
しかし、こちらもわずか1年ほどで短命に終わったようです。


10.プロテインスポーツ(アサヒ飲料)




別名「バーチャ缶」と呼ばれていた飲料で、
缶のパッケージに当時ゲーセンで大人気の3D格闘ゲーム「バーチャファイター2」のアキラになっているのが印象的でした。

筆者はこのゲームにはハマりまして、当時は大学生で授業が終わっては大学の近くのゲーセンに入り浸ってました。

休日も友達といっしょに家の近所のゲーセンに行っては、いろんなプレイヤー達と対戦しまくってましたね。

家でもセガサターン版で練習しまくってましたよ。

まさにバーチャ三昧な生活でした(笑)。
とにかく楽しかった。

味が云々というよりも、まあ、そんな思い出が強いので最後にあげさせてもらいました。



別にレトロに興味なくても誰でも楽しめます!

この本は、昭和生まれの方でレトロなものに少しでも興味があり、懐かしいものをお探しの方であれば、間違いなく楽しめる本です。

ジュースやお茶などの飲み物ってとても身近な存在ですよね。

時代ごとに移り変わっていくもので、その時代を象徴するものものひとつでもあります。

そんな飲み物をうまくまとめていて、時代の流れを感じつつ、懐かしめるのがこの本だと言えます。

なので、別にレトロ好きとかじゃなくても楽しめる本じゃないかなあと思います。

まずはパラパラとめくっていく感じでOKだと思います。

たくさんの懐かしい飲料の写真がフルカラーで掲載されているので、それだけでもじゅうぶんに楽しめます。

その後でじっくり文章を読みながらいくと、さらに楽しめるものとなっています。

ジュースの歴史も学べて、当時のことも懐かしむことができるこの本、ぜひ一度読んでみてくださいね〜



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