スーパーファミコンが発売された初期に発売されたソフトのひとつ、「パイロットウイングス」。

今回はこのゲームにスポットをあてて書いていきたと思います。

スーパーファミコンは1990年11月21日に発売されました。

「パイロットウイングス」はスーファミ発売の1ヶ月後に登場。

「スーパーマリオワールド」、「F-ZERO」につづくソフトです。

ちなみに筆者は当時中学生で発売日には買えず、年が明けてお年玉と毎月のおこづかいを貯めて準備し、2月か3月ごろにやっと買えたかと思います。

その時同時に買ったゲームソフトがこの「パイロットウイングス」でした。

本当は「スーパーマリオワールド」が欲しかったのですが、その時も品薄状態で売り切れ状態でした。

まあ、そんなきっかけで「パイロットウイングス」を手にして遊ぶことになったわけです。

一度は手放したゲームソフトではありますが、それから数十年後…。

現在、アラフィフとなった筆者がNintendo Switchによって再開を果たすことになります。

というわけで、今回はこの「パイロットウイングス」をあらためてプレイした感想や所感などをいろいろと書いていきたいと思います。


パイロットウイングスとはこんなゲーム



「パイロットウイングス」は、ジャンルとしてはフライトシミュレーションゲームです。

パッとこのゲームタイトルを聞いてジャンルとして頭に浮かぶのは「コレ、シューティングゲームだろうなあ」と思いがちですが、そうではなく空を飛ぶということにスポットを当てた、新しいひとつのゲームジャンルではないかなと思います。






プレイヤーはフライトクラブに入会して4種目のスカイスポーツをマスターし、それぞれのフライトテストで合格しライセンスを獲得していくのがこのゲームの目的となってます。

4種目のスカイスポーツとは、
  1. ライトプレーン(飛行機)
  2. スカイダイビング
  3. ロケットベルト
  4. ハンググライダー

・・・となっております。

とにかく、このゲームは浮遊感の表現力がすごいです!

操作は普通のコントローラーなのですが、その単純な操作方法にもかかわらず、空を飛んでる感覚がよく表示されています。

風景もスーファミの新たな性能である拡大、縮小、回転の表示をフルに取り入れており、空からの地上の見えてくる変化やぐるぐる回転するたびに変化する風景の表現など、いかにもスーファミだなと感じるスーファミのソフトだと思い知らされるゲームになってますね。

さすがスーファミ初期のソフト!

スーファミの新たな性能を存分にアピールしてるなあとあらためて感じました。


まあ、そんな感じでさっそくすこしゲーム内容について書いていきますね。





フライトエリア1


ゲームをスタートしてはじめのステージがフライトエリア1。

各フライトエリアには専属の教官がいます。
フライトエリア1の場合は、田中教官が担当です。
教官の役割としては、プレイヤーのフライトテストの内容に対してほめてくれたり、アドバイスをくれたり、さまざまなコメントをしたりしてくれて指導してくれます。




まずはじめとなるフライトエリア1の種目はライトプレーン(飛行機)とスカイダイビング。ライセンスを獲得するには、この2種目のフライトテストをクリアしないといけません。



フライトエリア1はこのようなステージ。

基本的にクリアするためには、ポイントをできるだけ多く獲得する必要があります。

ちなみにフライトエリア1は120点以上獲得できれば合格となってます。

 
 





こちらはライトプレーンのフライトテスト。

緑のガイドビームをめがけて飛行機を操作していきます。

ガイドビームに近づくと、リング状に変形してそこをくぐらないといけません。

無事くぐると得点を獲得できます。

いかにもれなく、くぐれるかが合格に関わってきます。

すべてのガイドビームを抜けていくと、最後は着地です。

いかにうまく滑走路へ着地させるかも重要で、これ失敗しちゃうと一発で不合格になるので慎重に操作して着地させましょう。

ここがちょっとドキドキしちゃいますね。

飛行機の角度や速度の調整がはじめてだととてもむずかしく感じますね。






お次はスカイダイビング。

ヘリからのはしごにぶら下がった状態でぐんぐん上空へ上がって行きます。

そこからダイブしたらゲームスタートです。
こちらもリングめがけてうまく誘導させ、うまくくぐってポイントを獲得していきます。

最後はパラシュートを広げて
あらかじめ決められた着地地点へ降りられればゲーム終了。






そして、両方のフライトテストの合計点で合格かどうかが決まります。

120点以上が合格ラインに対して143ポイント獲得なので無事に合格となりました。






で、このように合格するとライセンスを獲得することができて、とりあえずはじめのステージ、フライトエリア1クリアとなります。




フライトエリア2



フライトエリア2は女性の教官、白石教官。
ここではロケットベルトの項目が登場します。


 
フライトエリア2では、ロケットベルトの他にライトプレーン、スカイダイビングの3種目のフライトテストがあります。








ロケットベルトは地上にある緑のリングに通過するとポイントがもらえます。

途中で地面に足をつけると減点になるのでそこに注意しながら緑のリング通過をねらって操作していきます。


このロケットベルトに限りLRボタンで視点切り替えが可能で、着地するときはうまく視点切り替えしながら着地する必要があります。

これもまた難しい…。





なんとかうまく着地。

慣れないうちは右往左往してそばの水中にドボンなんてのも度々あります。



うまくいけば、その分教官のコメントやリアクションもいろいろ見られます。


できれば、成功してほめてほしいところですね。





で、他の2種目も難なく終えて無事にフライトエリア2も合格。





ライセンスも獲得。
フライトエリア2クリアです。
まあ、ここまではちょっと慣れてくれば簡単にクリアできます。


フライトエリア3

お次はフライトエリア3。
担当はスコット教官。
ちょっと、厳しそうな雰囲気です。


このエリアでは新たにハンググライダーが種目として登場します。





試しにハンググライダーから挑戦。
まず、上昇気流に乗って、上空500フィートまで上がらないといけません。

上昇気流は下からモクモクと煙のようなものが上がってくるものがそうなのですが、これに触れないといけないようですがコレがなかなか難しい。

触れてるつもりでも、全然上空へ上がることができません。

上昇気流に乗らないとそのまま着地のみになり、不合格確定となりまたやりなおしです。


まとめ

というところで、今のところここ止まりです。

じつはこのあとフライトエリアは8まであり、フライトエリア4と8のあとには極秘任務なるものもあり、徐々に難易度も上がっていきます。


フライトエリア3なんて全然序盤なのですが、筆者にとってはここのハンググライダーが壁として立ちはだかっております。

中学生だった当時もたぶん、最後までクリアできなくて挫折したと記憶してます。

Nintendo Switchであらためてプレイしてみましたが、やはり難易度としては高いゲームだと思います。

とにかく繰り返しプレイして操作に慣れコツを掴んでいくしかないですね。


スーファミが発売された初期に登場したフライトシミュレーションゲーム「パイロットウイングス」。

現在ではNintendo Switch Onlineに加入していれば、遊ぶことが可能です。

もちろん、おうちにスーファミがあればハードオフやAmazonなどでソフトを手に入れて遊んでもいいんじゃないかなと思います。


レトロゲームとなった今、懐かしんで遊んでみてはいかがでしょうか。


あらためてこのゲームの作り込みの良さに気づくかと思いますよ。


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